第51回 日本盲人会連合関東ブロック協議会「埼玉県大会」 大会決議

2017年2月27日 埼視協News

大会決議

一、 日常生活用具の選定に当たっては、国がその品目を定め、地域格差が出ないようにすることを要望する

一、 同行援護事業において、サービス利用範囲の拡大、福祉送迎要件の緩和など利用者ニーズに合ったサービスの提供と地域間格差の解消に向けた取り組みの強化を要望する。

一、 用援護者へのきめ細かな対応と支援物資の備蓄など災害時の避難所支援体制の充実を要望する。

一、 視覚障害者の就労促進のため、ヒューマンアシスタント制度を自営業者に適用するよう制度の改善を強く要望する

一、 可動式ホーム柵、内方線付点状ブロック敷設など駅ホームの安全対策を推進するとともに、人的支援の充実を要望する。

一、 テレビのニュースや緊急放送における字幕スーパーの音声化と、外国語の日本語吹き替えを要望する。

一、 安全な移動を確保するため、誘導ブロック、エスコートゾーン、音響式信号機などの設置拡大を要望する。

一、 違法な自転車走行やスマートフォン等を使用しながらの歩行を止めるよう、交通マナーの啓蒙の強化を要望する。

一、 選挙公報をはじめとする各種情報は、点字、音声、拡大文字など、当事者の必要な媒体で作成、提供されることを要望する。

一、 あん摩師等法第19条の堅持を強く要望する

一、 無資格医業類似行為者の取り締まりの強化と晴眼あはき師養成機関の新増設を認めないことを要望する。

一、 公共機関が積極的に視覚障害者のヘルスキーパーを雇用するよう要望する

一、 あはきの療養費取り扱いについて柔道整復なみに委任払いができるよう要望する。

以上決議する。

平成29年2月27日
第51回日本盲人会連合関東ブロック協議会埼玉県大会