埼視協通信 No.20(2015年9月発行)

2015年9月7日 埼視協会報

■会長の想い  宮城 正

皆さんこんにちは、埼視協通信No.20がお手元に届くころは、食欲の秋・スポーツの秋・読書の秋とそれぞれの秋を満喫されていることとお喜び申し上げます。
さて、埼視協も10月18日(日)に開催される第4回埼玉県視覚障害者福祉大会が近付いてまいりました。
理事をはじめたくさんの皆さんのご協力をいただき準備も着々と進んでおります。
今年は、日盲連主催、厚生労働省協力の補装具・日常生活用具研修会も開催いたします。
是非、制度を理解していただき必要な補装具・日常生活用具を活用していただき生活の向上を図っていただきたいと思います。
今回の企画以外でも視覚障害者の福祉向上につながる企画を用意しておりますので理事・事務所にお問い合わせいただき一人でも多くの参加者をお待ちしております。

■埼視協主催STT大会報告  小林 孫一

7月5日(日)障害者交流センターで、審判団・学生ボランティアの皆様の協力で行われました。
今年度も昨年同様、参加チャレンジの部9名・一般の部14名が選手として真剣に試が行われました。
試合結果を報告させていただきます(敬称略)
チャレンジの部は、1位:横手(川口)・2位:渡部(川越)・3位:丸山(戸田)・4位:本間(川口)・ 5位:小川(桶川)
一般の部は、1位:柴山(越谷)・2位:山崎(越谷)・3位:柳田(久喜)
チャレンジの部は関東ブロック大会予選会を兼ねて行われました。
9月5日・6日茨城大会に上記5名の出場が決まりました。
関東ブロック茨城大会の結果は次回の埼視協通信No.21(11月号)でお知らせさせていただきます。

■対県交渉報告  宮城 正

去る8月28日(金)に埼視協会員19名の参加者とともに埼玉県との話し合いを前日、埼玉会館(5階会議室)にて行いました。
以下に要望とそれに対する県からの回答を紹介いたします。
回答に関しては、ICレコーダーの音源を文字に起こしました。交渉の際、会員からも意見が出ましたが、今回は紙面の都合から要望と県からの回答のみ選び報告いたします。

1.障害者権利条約の理念を広く県民に広めると共に、さまざまな場面での合理的配慮が行われるようにしていただきたい。
【回答】障害者福祉推進課団体担当:
障害者差別解消法は、地方公共団体の合理的配慮の提供を義務と意味づけております。
県につきましてもこのために必要な体制整備というものを法施工前、今年度中に進めているところであります。
また、法幢の中では、努力義務とされております職員対応要領の策定におきましては、法の趣旨を尊重いたしまして県では、策定する方向で現在進めております。
またこれ以外にも法の中では、地方公共団体努力義務とされているものは、複数ございますがそれらも県では、実施する方向で現在取り組みを進めております。
なおこれらにつきまして同じ地方公共団体でございます市町村に対しても周知や依頼をさせていただいているところです。
一方民間事業者におきましては、合理的配慮の提供は、努力義務とされているところでありますが、行動理念を広め対応していただくためには、民間事業者の協力が不可欠であることから平成27年度中に民間事業者向けの説明会を開催いたします。
また、県民全体に対しては、パンフレットやポスターの配布掲示や県広報誌ホームページなど様々な広報媒体の活用した周知を行ってまいります。
なお県では、法施行後につきましてもこれら必要な取り組みを実施してまいります。

2.道路(音効信号機・スクランブル交差点・エスコートゾーン・歩道等)を整備する際には、埼玉県視覚障害者福祉協会の意見も反映していただきたい。
①武蔵浦和駅東口ロータリーを超えファミリーマートがある交差点(信号機名は無し)
②オリンピック前交差点、左側の角が武蔵野銀行
③一方通行に入る交差点(信号機名無し)
④信号機名:別所1丁目 国道17号の交差点(右にカー用品のお店がある)
【回答】警察本部:
音響信号機スクランブル交差点の設置に関しては、地元警察と視覚障害者団体等の要望をもとに道路管理者等の関係機関と連携し緊急性及び必要性を検討して整備しております。
また、エスコートゾーンの設置につきましては、警察だけでなく道路管理者に対しても提出された要望を集約し関係機関と連携し緊急性必要性により整備しております。
今後も視覚障害者の皆さんの意見を反映できるような形で整備していきたいと考えております。
なお、要望事項の武蔵浦和駅②③に関しては、すでに音響信号機は、設置してありますが超短信号機であるためスクランブル交差点には、改良できません。

3.踏切と道路の境目を示す警告ブロックを県道323号線と高崎線が交差する久保踏切に敷設していただきたい。
【回答】道路環境課:
視覚障碍者用誘導ブロックについては、視覚障碍者の安全確保のために歩道が設置されている道路において関係法令に基づいて敷設していこうと思います。
ご要望の個所に関しては、県道に歩道がございまして踏切内の歩行空間がございますけれども線路の側道が接続することから踏切の手前で安全に溜まる溜まる場所が一部ありません。
このため視覚障害者用誘導ブロックの敷設を含めた安全対策についてご意見を参考にしながら検討してまいりたいと考えております。
なお、可能であれば県道332号上尾環状線を管理している北本県道整備事務所と現場等で立会をしていただいてできる安全対策について話を直接していただければと考えておりますので連絡先等を教えていただければその旨管理事務所に伝えて具体的な話を進めて行きたいと思います。

4.駅構内の柱・階段裏等の角張った個所にクッション材を張り付けていただきたい。
JR武蔵野線→北朝霞・武蔵浦和・南浦和・南越谷
東武東上線→和光市・朝霞台・志木・ふじみ野・川越・川越市・坂戸・東松山・森林公園等は、乗換駅なので早急に対応していただきたい。
【回答】交通政策課:
昨年度に引き続き視覚障害者の歩行に配慮した駅構内の整備改善として衝突時のけが防止用として柱などへの衝撃吸収材の装着について鉄道事業者に要望を行いました。
鉄道事業者からは、危険だと思われる場所には、衝撃吸収材などの装着の対応をしており要望があれば個別に検討するとのことでした。
そのため駅等の鉄道施設を利用する中で視覚障碍者の方にとって危険だと考える個所を鉄道事業者に伝えていくことになると思います。
その際、直接鉄道事業者に話していただく方が種子が十分伝わるのではないかと考えております。
県といたしましても視覚障害者の意見を反映した整備を行うよう鉄道事業者に対し要望を行っていきたいと考えております。

5.JR北朝霞駅と東武東上線朝霞台駅を結ぶ連絡通路の誘導ブロックを人の流れに沿って歩きやすく安全なものに直していただきたい。
【回答】福祉政策課:
北朝霞駅と朝霞台駅の連絡通路の管理は、朝霞市にあるため朝霞市に対し埼視協の要望を伝えたところです。

6.電車内トイレの操作ボタンと緊急ボタンをわかりやすく統一していただきたい。
【回答】交通政策課:
電車内のトイレについては、公共交通機関の旅客施設に関する移動等円滑化整備ガイドラインを踏まえて各鉄道事業者が整備をしているところです。
利用者の意見を参考にしながらさらに利用しやすいトイレの整備を行うように鉄道事業者に伝えていきたいと考えております。

7. 駅自動改札の入口・出口の区別をわかりやすくし、視覚障害者もスムーズに通り抜けられるようにしていただきたい。
【回答】交通政策課:
鉄道駅の改札口は、視覚障害者が鉄道を利用する際の起点終点の場所であるとなるとともに駅員とコミュニケーションを図り人的サポートを求めることのできる場所でもあることから誘導ブロックの敷設音響案内が行われている。
県でも視覚障害者の歩行に配慮した駅構内の整備改善として誘導案内整備の充実について鉄道事業者に要望を行っております。
引き続き視覚障害者がスムーズに駅改札を利用できるよう誘導案内設備等の充実を図るよう鉄道事業者に要望していきたいと考えております。 

8.バス乗車口のICカードのタッチパネルの位置を統一していただきたい。
【回答】交通政策課:
ICカードのタッチパネルの位置につきましては、現状では乗客が乗降時に利用しやすくなるということを想定しまして各バス事業者がタッチパネルを取り付けているところであります。
国のガイドラインにおきましても形状や設置の位置を統一することが望ましいとされております。
年齢の高低や障害の有無にかかわらずだれでもバスを利用しやすくなるということにつきましては、バス利用促進の全般に寄与いたしますところでありますのでこの度のご要望につきましては、多くのバス事業者が加盟いたします一般社団法人埼玉県バス協会に検討していただけるよう伝えていきたいと思っております。

9.大空号の利用時間延長をしていただきたい。
【回答】障害者福祉推進課:
大空号の運航時間につきましては、運航を委託しておりますバス会社との契約で決められております。
利用時間を延長することについては、委託費用の大幅な増加につながりまして予算の関係上非常に困難な状況でございます。
また利用時間を延長することは、バスの運転手さん乗務員の勤務時間が長くなることによりまして安全管理上も問題となります。
実際の運航上で予期しない渋滞などにより終了時間が遅くなる場合などについては、やむを得ないと考えておりますがあらかじめ利用時間を延長することは、出来かねることをご理解いただければと思います。

10.埼玉県障害者交流センター同等の施設を県北部にも設置していただきたい。
【回答】障害者福祉推進課:
障害者交流センターにつきましては、県の北部にある方には、非常に利用しづらいというご意見をこれまでもお寄せいただいているところです。
趣旨は、承りましたが現在の厳しい財政状況におきましては、施設設備費に非常に高額の予算を伴うものにつきましては、新たにセンターを設置するのは、非常に困難な状況でございます。
ご理解くださるようお願い申しあげます。

11.埼玉県南部にも視覚障害者向けの老人ホームを建設していただきたい。
【回答】高齢者福祉課:
特別養護老人ホームについての回答。
県では、埼玉県高齢者支援計画というものを定めましてこれに基づき県内を10圏域に分けて、その圏域ごとに特別養護老人ホームの整備目標量を定めたうえで計画的な整備を進めているところです。
特別養護老人ホームにつきましては、平成26年度末までは、要介護1以上の方でしたら入所可能でしたが平成27年4月からは、原則として要介護3以上の方のみが入所可能と見直されました。
なお、要介護1・2の方でもやむを得ない事情があって在宅での生活が非常に困難で特別養護老人ホーム以外の生活が困難な方については、特例的に入所が認められることもあります。
今後の施設整備にあたりましては、量的な確保も勿論だが視覚障碍者の方を含め介護が必要な方のだれもが円滑な生活を送れるような安心安全な施設整備に努めていきたいと考えております。

12.公共施設のトイレ等の案内板は、大きな太文字でコントラストをはっきりさせて見やすい高さに設置していただきたい。
【回答】福祉政策科:
埼玉県福祉のまちづくり条例では、案内板の文字について大きさ書体配色等が高齢者や障害者の方々に見やすくわかりやすいものにすることを求めております。
また、高さにつきましても高齢者や障害者の方々に配慮し設置するよう求めているところです。

13.公的文書を拡大文字・点字・音声・メールなどで通知していただきたい。
【回答】障害者福祉推進課:
県の方では、県庁で作成いたします文章の点字化音声化を促進するために障害者福祉推進課の中に点字作成ソフト点字読み取りソフト点字プリンター音声こーど作成ソフトなどを設置しております。
これらの機材は、庁内向けホームページを通じまして県庁各課に周知をしまして貸し出しを行っております。
福祉部をはじめといたしました。
知事部局業務局出納局人事委員会等全庁的に利用されておりまして一部の公文書なども点字化音声化などを図っております。
市町村には、年度末に実施しております市町村福祉担当者会議におかれまして同様の周知を図ってきているところでございます。
経過としましては、今後ともさまざまな機会を活用いたしまして県の関係課ですとか市町村に対しまして点字ですとかSPコードなど視覚障害者の希望する方法で情報提供が進むように働きかけてまいりたいと存じます。

14.無資格マッサージ業者の厳しい取り締まりをしていただき、患者が安全なマッサージを受ける権利を守っていただきたい。
【回答】医療整備課:
無資格者が医業類似行為を行っている情報を入手した場合は、管轄保健所が現地調査を行い、違法行為が明らかな場合には、衛生指導を行っております。
無資格者による医業類似行為については、平成26年で3件の指導を行っております。
また、県では、無資格者による施術に対し注意を呼びかけるそのための広報を県の広報誌彩の国だよりに年2回掲載するとともに当課ホームページにも常時掲載して県民の皆様への注意喚起普及啓発を行っております。

15.埼玉県をはじめ各市町村で視覚障害者マッサージ師をヘルスキーパーとして採用していただきたい。
【回答1】人事課:
ヘルスキーパーにつきましては、平成9年5月から職員互助会におきましてマッサージ事業として行てもらっているところです。
職員の健康維持健康管理上大変悠揚と認識しておりますがすでに互助会の中で事業を行っております。
そのため、県職員として採用することは難しいと考えております。
また採用に当たりましては、基本として県職員の仕事ということでなく県民に直接結びつくような仕事をしていただきたいと考えております。
そのため職場訪問を通じて職域の拡大に努めているところであります。
以上のように県民に対する業務で仕事をしていただくということが働く方々にとって職の固定にもつながらず将来的にもモチベーションの維持につながるものと考えております。
【回答2】市町村課:
各市町村におきます職員の採用につきましては、市町村が策定いたします職員採用計画等に基づいて行われているような実態があります。
こういう実態がある中でどのような職務に従事する職員を採用し雇用するかは、市町村の判断にゆだねられているいるというところが現状としてあります。
このご要望の趣旨ですが引き続き市町村へ機会をとらえて対応がございますのでこの要望の趣旨を伝えていきたいと存じます。

16.非常災害時における視覚障害者の避難対策を視覚障害者自身に浸透させていただきたい。
【回答】消防防災課欠席 障害者福祉推進課代読:
平成26年4月に改正災害対策基本法が施行され市町村長は、避難行動要支援者名簿(災害時に自ら非難することが困難な方でその円滑かつ迅速な非難の確保を図るため特に支援が必要な方を把握した名簿)を作成されることが義務付けられました。
そこで県としては、埼玉県地域防災計画において避難行動要支援者名簿作成に必要な取り組みの内容実施手順等を明記するとともに名簿の作成と活用について繰り返し市町村への働きかけを行っております。
更に災害対策基本法では、本人の同意を得たうえで平常時から地域における支援等関係者に対し避難行動要支援者名簿の情報を提供することとなっております。
この名簿情報をもとに地域で避難行動要支援者をだれが支援しどこに避難させるのかといった具体的な取り組みが進められるよう引き続き市町村への支援を実施してまいります。
障害者福祉推進課:県では、障害者の災害時の安全対策として災害に備えてという冊子を作成し障害者等の用配偶者自身やそれを支える地域の方々へ日頃準備いただきたい事項・非難の時に注意いただきたい事項・用配偶者の方に配慮するべき事項などについて紹介しております。この冊子は、県のホームページでも公開しておりどなたでも入手可能となっております。また本日現在では、まだテキスト版までは、表示してないんですが来年4月に差別解消法が施行があってこれに伴う合理的配慮の一環といたしまして今年度中にテキスト版を発行する予定になっております。また県では、福祉の避難所の運営につきまして市町村を直接戸別訪問させていただいて働きかけを行っております。この中で福祉避難所における解説訓練の実施及び訓練実施に際しましては、障害特製の配慮ですとかその必要な機材の確認いただくよう、また可能な範囲で障害当事者の方にもご参加いただきましてご意見をいただくよう働きかけを行っております。皆様のところにもお住まいの市町村から避難訓練などのご案内があった場合には、積極的にご参加いただきましてご意見をお寄せいただくなどご返答を下さるようお願いいたします。

17.入院時にヘルパーさんの介護を病院内でも受けられるようにしていただきたい。
【回答】障害者支援課地域担当:
入院時のヘルパーの利用につきましては、国の規則であるとか通知によって認めていられてきていない状況にございまして、基本的には、医療機関で必要な体制を整えるべきものというように考えております。
しかしながら重度障害者の方々につきましては、医療機関で十分な対応ができないことから施政を求められるケースがあるというように承知しております。
この件につきましては、昨年度2月県議会におきまして一般質問もございましてその際、知事の方からも国に対して必要な物に対しては要望していくというように答弁しております。
これに基づき私ども埼玉県といたしまし今年度のて関東知事会に埼玉県の提案としてこのテーマを出させていただきました。要望書として国の方にも提出しているところでございます。

18.通勤通学時も同行援護を受けられるようにしていただきたい。
【回答】障害者支援課地域担当:
同行援護につきましては、厚生労働省のQ&Aにおきまして経済活動にかかわる外出や通年かつ長期にわたる外出は、認められていないというかたちにされております。
通勤通学に関しては、解釈として通年かつ長期にわたる外出にみなされるものに関しては、認められないということになりますが個々の状況突発的な状況におきましては、全面的に認めないわけではないので個々の事例に関しては、支給決定ををしている市町村ともよくご相談していただければと存じます。

19.盲導犬の貸与数(現在年間6棟)を増やしてほしい。
【回答】障害者福祉推進課:
今年度から盲導犬を含む補助犬の貸与数については、7頭になっております。
これは、補助犬というのは、盲導犬を含んだ数字ということで昨年の6頭というものも補助犬の数となっております。

20.介護サービスを受ける際の障害区分調査書を視覚障害者専用の調査書を作成していただきたい。
【回答】地域包括ケアー課欠席 障害者福祉推進課代読:
介護保険制度では、全国共通のサービスを受けられるよう74の調査項目による全国共通の基準で要介護認定が行われます。
要介護認定に当たっては、介務の手間を図るという視点から調査認定を行っておりその原因となった障害疾病については、参考にとどめております。
介護を要する状態にある高齢者は、多くの疾病や障碍を抱えていることが多くその原因は、種々様々です。
その方の状態によっては、違和感を覚える調査項目もあるかもしれませんが千差万別の状態にある高齢者に対して全国共通の基準で調査認定を行う必要がありますのでご理解をよろしくお願いいたします。

21.職場介助者制度を拡充していただきたい。
現在の制度は事務職従事者への介助者制度にとどまっているのが現状です。
多くの視覚障害者が就いているあはき従事者の勤務する病院や高齢者施設、治療院開業者に拡大していただきたい。
また現在の制度を啓発をするとともにより一層の充実をしていただきたい。
【回答】産業労働部就業支援課欠席 障害者福祉推進課代読:
障害者介助等助成金は、視覚に障害を持つ方々を含め障害者の働く場を確保するための国の助成制度です。
ご要望の趣旨を埼玉労働局・埼玉県独立行政法人 高齢障害求職者雇用支援機構、埼玉障害者職業センターなどによる四つの機関による連絡会議を通じて国に働きかけてまいります。
また県では、障害者の雇用促進を図るため埼玉県障害者雇用サポートセンターを設置し障害者雇用を検討する企業に対し専門的な助言や提案を行っております。
県としては、引き続き障害者雇用サポートセンター等により国の支援制度の活用提案など企業等の雇用意欲調整し視覚に障害を持つ方を含めた障害者雇用の受け皿の拡大に力を入れてまいります。

■日本盲人会連合盲女性全国大会報告  内藤 夏子

2015年9月1日から3日、第61回 日本盲人会連合盲女性の全国大会が、宮城県松島のホテル松島大観荘で、400人を超える参加者が集い、盛大に開催されました。
気温もまあまあで過ごしやすい3日間でした。
全国9ブロックの代表者が、食に関する失敗と工夫のレポート発表がありました。
盲女性なら、誰でも失敗するであろう話が、たくさんでましたが、同じ失敗をしないために、皆さん、日々、工夫を重ね、努力されているようでした。
会場からもいろいろと、失敗や工夫していることなぞ、たくさんの発表があり、あっという間に時間が過ぎました。
顔なじみの人達とも、交流もでき、有意義な3日間でした。
会員の皆様も機会がありましたら是非、参加されますことをお勧めいたします

■ジョギングウォーキング講習会のお知らせ  宮城 正

皆さんこんにちは、平成27年度ジョギングウォーキング講習会は、10月を除く毎月第三日曜日に開催しておりますが、参加希望の方には、ご迷惑をおかけしますが12月の講習会につきましては第2日曜日(13日)に変更させていただきますので、お間違えないようお願いいたします。
伴走者伴歩者のいないかたもお気軽にご相談ください。
また、講習会終了後にささやかながら懇親会も企画しております。
こちらにもふるってご参加ください。
【ジョギングウォーキング講習会開催内容】
1.会場:国営武蔵丘陵森林公園(南口より入場)
2.講師:進藤 満先生(障害者スポーツ専門指導員中級・日本盲人マラソン協会埼玉支部「支部長」NPO法人 ベアリスランニングクラブ 副代表等々)
3.集合場所と集合時間:国営武蔵丘陵森林公園南口 9時30分
 ①熊谷駅南口発立正大学行 8時50分(立正大学乗換)森林公園駅行 9時10分
 ※立正大学で乗換の際は、運転手より乗換券をいただいてから乗り換えて下さい。
 ②森林公園駅北口発立正大学行 9時25分
4.当日の日程
 9時30分 全員で森林公園入場、運動広場へ移動
 10時00分 開会式・準備体操
 10時30分 ジョギング・ウォーキング開始(1時間程度)
 11時30分 整理体操
 12時00分 懇親会
 ※1 懇親会は、自由参加ですので皆さんのご都合で参加不参加をお決めください。
 ※2 懇親会参加費は、お酒を飲む人千円お酒を飲まない人五百円いただきたいと思います。
 ※3 懇親会の差し入れは、大歓迎です。ご協力をよろしくお願いします。
5.準備するもの
 ①運動のできる服装
 ②着替え
 ③伴走ロープ(なくても大丈夫)
 ④持っている人は、身体障害者手帳
6.参加申し込み
 参加希望者は、埼視協事務所まで
 TEL:0485-22-2222 FAX:0485-22-2292
 までご連絡をよろしくおねがいします。
 御連絡の際、以下の4点をお知らせください。
 ①ジョギング希望? ウォーキング希望?
 ②付添の有無
 ③伴走者伴歩車を希望の有無
 ④講習会後の懇親会希望の有無

■お知らせ

(詳しくは、埼視協事務所、又は支部長さんまでお問い合わせください)

1.施設見学会のお知らせ

担当:小林孫一
日程:11月12日(木)
行き先:ケージーエス(株)・埼玉伝統工芸会館:東秩父 和紙の里定員45人 先着順・参加費  500円
道の駅(自由昼食)
※障害者手帳は必ず御持参下さい。
場所      出発        解散
北越谷駅西口  午前7時45分   午後5時頃
熊谷駅南口   午前9時30分   午後3時10分頃
☆締切 10月10日(日)出発希望駅と共に各支部長に申込下さい。
定員になり次第、締め切らせていただきます。

2.お見合いのつどい開催について

担当:浅賀孝久・豊岡輝子
厳しかった暑さも和らぎ、日に日に秋を感じさせる今日このごろ、会員の皆様いかがお過ごしでしょうか。
また、日頃は会の事業等にご協力いただきまして誠に有り難うございます。
さて、今年度から初めての試みとしまして、お見合いのつどいを開催することとなりました。
つきましては、会員の皆様は元より、会員以外の方でも大歓迎です。
年齢は問いません。独身の方なら…
多くの方のご参加をお待ちしております。
堅苦しく考えず、メールや電話等の話を通して友達の輪がひろがり、それを期に幸せのカップル誕生となれば主催者側として、この上ない喜びです。
参加される方は当日、自己紹介をしていただきますので、プロフィール・自己アピールを考えていただき・今回の集いから素敵な交際に発展継続できるよう点字墨字には、こだわりませんが連絡カードとして氏名・電話番号・メールアドレス等を記載されたものを数枚ご用意いただけたらと思います。
日時:11月22日(日) いい夫婦の日!
13時受付、13時30分~15時30分
場所:熊谷市福祉会館
お申し込み・お問い合わせは埼視協事務所へ
TEL:048-522-2222

3.会報やご住所の変更についてのお願い

埼視協事務局では会員の皆様へのご連絡方法の整備を行っています。埼視協通信を、点字・墨字・メール・デイジー等に変更をご希望の方は協会事務所か各支部の支部長さんまで連絡願います。
メールをご希望の方はメールアドレスも同時にご連絡願います。
また、ご連絡先のお名前や御住所などに変更がありましたら、同様に協会事務所か支部長さんまでご連絡をお願い致します。

4.埼視協通信原稿募集しております

URL: http://saishikyo.com/
埼視協通信に記事掲載の要望等がございましたら、偶数月の末日までに記事を埼視協通信担当・石川まで、メールまたは電話で連絡いただけますようお願い申し上げます。
「発行は奇数月です」
又は、埼視協通信とは別にHPへ載せたい写真や記事がありましたら連絡ください。
音声ユーザー、弱視の方に解りやすいようシンプルなHPではありますが、写真などはクリックしていただけますと拡大するような細工もしてあります。
E-mail:akio-c@agate.plala.or.jp
携帯電話:090-3090-5181

5.表彰に関するお知らせ

平成26年12月17日(水)に開催された理事会において平成27年度より会長賞・功労賞(仮象)等の選考委員を本部役員が兼務することとなりました。
そこで会員の中に75歳以上で在籍年数が20年以上になられる方、若しくは、福祉活動等で本会以外で表彰を受けている方がいらっしゃいましたら所属支部長さんを通して事務所までご連絡ください。
支部長さんには、ご多忙のところ大変申し訳ございませんがよろしくお願いします。

☆随時受付けをしています・・・☆

●歩行訓練
 訓練士が希望者の訓練したい場所へ出向いて指導します。
「こちらも会員・非会員にかかわらず、お問い合わせください」