埼視協通信 No.7(2013年7月発行)

2013年7月10日 埼視協会報

■会長の想い   岡田 ひろみ

総会では多くの意見を頂き、大変嬉しく思いました。関心の高さの証ですね。
それらを1つ1つ生かして本会の運営を進めてゆきたいと思います。
先ず弱視者に配慮した通信を作成しました。墨字を読まれる方、このくらいの大きさはいかがでしょうか?

 

■支部紹介   川越支部 内藤夏子

川越支部は12名の部員で活動しています、これからも宜しくお願い致します。
昨年度の当支部の活動内容を報告いたします。
4月:支部総会を実施
・午前10時から市役所の福祉課の方の参加で昼食と茶菓子がでます
5月: 福祉祭りに参加
・「無料マッサージ」、「音声パソコンの体験」、「盲人将棋」、「カラオケ」等を
行いました。
7月: 県の「おおぞら号」を利用し、伊豆の潮風館にて1泊の研修旅行。
10月: 川越市内の身体障害者の大運動会に参加。すべての競技参加者に景品が
準備されました。
12月: 障害者週間に無料マッサージ及び音声パソコンの体験会を開催。また、
ウクレレクラブの舞台発表を行いました。
1月: 新年会開催 (毎年違った場所での開催を計画しています)
その他の行事:
(1) 福祉研修会(その都度、話題の人を講師にお呼びします)
(2) 施設見学会:寄居の「埼玉県立 川の博物館」及び小川町での紙すきを体験。
その他、市の福祉バスや電車等を利用し見学会を実施しています。
(3) 婦人部での「蕎麦打ち」や「いちご刈り」を実施しました。
(4) 同好会では、川柳、盲人卓球、ウクレレ、カラオケ等を楽しんでいます。

 

■富岡製紙工場 研修会実施 (平成25年6月27日)

1.富岡製糸工場を見学して   久喜支部 大迫和子

今回、初めて埼視協の研修旅行に参加しました。
目的地が製糸工場と聞き、幼い日のことを懐かしく思い出しました。
それは、小さな白い虫(蚕)がたくさん並べられ、桑の葉を無心に食べていた姿です。とても不思議な光景でした。
当日は梅雨時にもかかわらず、程よい天気で、ガイドを含め総勢47名、元気いっぱいでした。
製糸工場では係の人が、詳しく説明してくれました。生糸については漠然と分っていたつもりでしたが、具体的な説明を受け、大変よくわかりました。当時は国の財政を支えていたことや、外国人指導者を高い給料で雇っていたことなどです。
また、手作業から日本人の発明により機械化を果たし、現在もその機械を使っているそうです。
そして、食糧難の時代には、繭の中の幼虫を食べていたと聞いて、私は本当にびっくりしました。
見学を終え、昼食は名物「峠の釜めし」でした。期待どおり、たいへんおいしかったです。
その後、群馬県立自然博物館を見学して、帰途につきました。
とても充実した一日でした。

 

2.富岡製糸工場見学会に参加して   桶川支部 小川和幸

埼視協主催の国指定重要文化財富岡製糸場見学に参加させていただきありがとうございました。
製糸場は、当時絹糸の製産に当たりもっとも適した場所に建設され、輸出の要であった生糸の品質改良と大量製産ができることになったことで、日本の工業化が始まったことや富岡製糸場はフランスの建築技術をベースに日本の技術を混ぜ合わせた建物で赤レンガの倉庫は、とてもすてきなモダンなデザインだと思いました。
繰糸場は長さ104.4?幅12.3?高さ14.8?で創りはトラス構造となっている為、広い空間に柱が一本もないことを聴いてすごいと感じました。
ボランティアの方から説明を受け、富岡製糸場の歴史や建物の構造を、頭のなかでイメージしながら楽しく聞かせていただきました。
世界遺産に登録されればもっとすごいと思います。
自然史博物館は恐竜の化石などあったようですが、実際に手でふれることができるのがあまりなく、よくわかりにくかったです。ガイドさんの話では全長15mのカマラサウルスの実物の骨格がすごかったと話していました。実際にさわることができませんでしたが、歴史の勉強になり、とても、楽しい、一日でした。
次回も是非参加させていただきたいと思います。
要望ですが、もっと触れられて体験できるような企画をお願いします。

 

■お知らせ (詳しくは、埼視協事務所までお問い合わせください。)

1.第39回 全国盲人文芸大会 作品募集
(1) 主催: 社会福祉法人 日本盲人会連合
(2) 作品の種類: 「短歌」、「俳句」、「川柳」、「随想・随筆」の4部門、
自作、未発表の作品に限ります。
(3) 募集期間: 平成25年6月1日から7月31日(当日消印有効)
(4) 参加料:短歌、俳句、川柳は、一部門 1,000円。
随想・随筆は、1,500円。

 

2.平成25年度「心の輪を広げる体験作文」 作品募集
(1) 主催: 内閣府、埼玉県、埼玉県教育委員会
(2) 作文の題及び内容: 作文の題は自由とし、障害のある人とない人との心の
ふれあいの体験をつづったものとします。応募作品は未発表のもの1編に限ります。
(3) 募集期間: 平成25年7月1日から9月6日(必着)まで
(4) 字数及び用紙等:400字詰め原稿用紙4~6枚程度とします。

 

3.スポーツ・レクレーションの集い 参加募集
(1)主催: 埼玉県障害者社会参加推進センター
(2)共催: 社会福祉法人川越市社会福祉協議会
(3)日時: 平成25年9月15日(日)午後1時30分~午後3時30分
(4)会場: 川越市総合福祉センター「オアシス」 体育室
住所:川越市小仙波町2-50-2
TEL: 049-228-0200
(5)申し込み:9月4日までに埼視協事務所へ

 

4.第2回 チャリティーコンサート 開催について
(清水博正・コーラス和の会チャリティーコンサート)
(1)主催: NPO法人さいたま市視覚障害者福祉協会
(2)表題: 「自立・明日へ ジャンプ」
(3)出演: (株)テイチクミュージック専属
全盲歌手清水博正&コーラス和の会
(4)日時: 平成25年10月15日(火)
12時 開場、 1時 開演、 3時 終演予定、
(5)入場料: 1,000円
(6)会場:市民会館大宮 大ホール
(7) 申し込み:埼視協事務所へ

 

5.第14回日盲社協社内検定試験(点字技能師) 募集要項
(1) 主催: 日本盲人社会福祉施設協議会
(2) 試験日時: 平成25年11月10日(日)9時30分~16時00分
(3) 受験受付期間: 平成25年7月1日から9月20日(当日消印有効)
(4) 受験料:一人 15,000円
(5)試験会場: 戸山サンライズ (新宿区戸山1-22-1)

 

6.薬の正しい飲み方講座 受講者募集
(1)日時:平成25年9月3日(火)開場午前9時、開講10時~12時(予定)
(2)場所:ふれあいセンター久喜  視聴覚室
(3)受講料:無料
(4)定員:先着30名

☆ 随時受け付けておりま~す! ☆
●歩行訓練
訓練士が希望者の訓練したい場所へ出向いて指導します。詳しくは事務所へ

●相 談
秘密は厳守します。ご本人が道を見出せるようお手伝いをします。選ぶのはご本人。 選択肢の1つとして活用してください。

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