埼視協通信 No.6(2013年3月発行)

2013年3月10日 埼視協会報

会長の想い   岡田 ひろみ

会長という重責を担い一期2年が経過しようとしています。至らない点ばかりの頼りない私でしたが、皆様に支えられてここまでやって来ることができました。心より深く感謝申し上げます。50年の人生で最も学んだ2年間でした。厳しいお叱りの言葉やメール、温かい慰めの電話、激励の点字のお手紙、そして見守っていてくださった会員の皆様、ボランティアの皆様、関係団体の皆様全てに感謝しております。ありがとうございました。

理事になって思う事   理事 柿澤 昌江

理事になって8年目を迎えますが、以前は年に3回ほど集まる程度でしたが、公益法人をとるために年に6回集まることになり、お仕事を持っている方々にとってはやりくりしなければいけないため、大変だろうなあと思いました。 以前は、執行部以外は会に対してあまり細かく関わっていませんでしたので、状況はあまり把握できなかったのではないかと思います。 現在では色々な事業を行うようになったので、理事の一人一人がそれらの事業を担当するようになり、会に協力をしているという気持ちに張り合いが出てきたのではないでしょうか。 埼視協を船に例えるならば、会員はお客様になります。したがって会長は船のかじをとる船長さん。副会長は第1、第2航海士。船長を支える大事な役割です。あとの理事さんたちは安全に船が海を航海できるよう確認をする役目です。 航海中は嵐や荒波に見舞われることも多いはずです。でも船には大事な大事なお客様が乗っているのです。船長をはじめ航海士。安全を見守る理事さんたち。一つだって手は抜けず、目も離せないのです。心を一つにし、一丸となって、船が無事港に接岸できるようみんなで頑張ろうではありませんか。船は決して一人では動かせません。みんなで力を合わせてこそ船は動くのです。 それには、船長は船の無事を祈り、部下を思いやり包み込むような広い心を持ち、部下は船長を思い、その心と心が通じ合って初めて無事船は航海を終えることができるのです。

小川支部紹介   小川支部  宮城 正

私たち小川支部を紹介させていただきます。支部員数は、視覚障害者9名、晴眼者2名の11名で構成されております。 男女比は、男性9名、女性2名で、支部員の職業は、はり灸マッサージ治療院経営7名、病院勤務2名、ヘルスキーパー1名、主婦1名と様々です。 支部員の居住地も小川町3名、ときがわ町1名、滑川町3名、鳩山町2名、嵐山町1名、東松山市1名と様々です。 このように条件の異なる支部員で構成されておりますが、年間行事としては、4月支部総会・花見会、5月埼視協総会参加、9月敬老奉仕治療、11月スリーデーマーチにてマッサージ奉仕、12月忘年会、1月新年会、3月役員会があります。 このような行事を、高野宗吉名誉会長をはじめとし、小林満副支部長、石井勝雄会計を中心に和気藹々と活動しております。みんな気の良い人たちです。埼視協の行事で小川支部のメンバーに会いましたらお気軽にお声掛けいただき、楽しい時間を共有できましたら幸いです。 また、小川町ときがわ町滑川町には、日帰り入浴可能な温泉もありますので是非お出かけ下さい。

芸能大会

結果
埼玉県知事賞・会長賞  熊谷 昭夫
埼玉県議会議長賞    寺部 喜美代
熊谷市長賞       宇田川 真
熊谷市議会議長賞    寺田 和夫
特別賞         渡辺 勝子

芸能大会に思う 〈熊谷支部  熊谷 昭夫〉

この度の芸能大会の企画は、楽器の部も新設されて大変よかったと思います。その演奏のすばらしさに感動いたしました。 皆様の幅広い演奏をご披露していただけることができて、それによって会員相互の交流と親睦を計れる機会が広がればよいと思います。 担当理事はじめ関係役員及びボランティアの皆様には大変お世話様になりましてありがとうございました。 さて私事ですが、今回で4回目の出場になります。今まで失敗ばかりしてきましたが、今回は支部の仲間のアドバイスもあり、練習をしてまいりました。お陰様で優勝の栄誉をいただく事ができました。本当にありがとうございました。 今後も当会の益々のご発展をご祈念申し上げます。

芸能大会の器楽演奏に参加して 〈寄居支部  金子 修〉

芸能大会での器楽演奏は初めての試みとのこと。尺八のみで演奏する曲もありますが、日ごろは伴奏楽器として吹奏する機会に恵まれることが少ない私。今回は、内藤さんとのお琴の合奏によって会員相互の交流が実現できたこと。そして、日ごろ聴きなれない邦楽、しかも長時間での演奏にもかかわらず会場の皆さんが静かに耳を傾けていただけましたことに、喜びを感じた次第です。 また、期せずして、翌日には桶川支部友の会の15周年記念のつどいにも、民謡の尺八伴奏として声を掛けていただきました。会場は、会員の人の演奏や盲学校音楽科卒業生のトランペットの演奏、外部賛助出演のギター伴奏に合わせて会場のみなさんと共に歌をうたうなど多彩なプログラムで、和やかな雰囲気の中、式典の催しが行われました。 両日の催しに参加して思うことは、各支部の日ごろの活動の重要性を感じました。そして、埼視協が果たす役割りは、各支部との情報交換や支部間との連携を取るなど、多くの会員の協力と結集を図ることの大切さを感じました。今後の芸能大会の、さらなる内容充実と発展。そして、多くの人の参加が期待出来る各種催しの企画とその働きかけを願っています。

お知らせ

① 平成25年度定期総会
日時  平成25年5月26日(日) 10時~12時
会場  熊谷市立市民ホール
※詳細は後日お知らせします

 

☆ 随時受け付けておりま~す! ☆
●歩行訓練
訓練士が希望者の訓練したい場所へ出向いて指導します。詳しくは事務所へ

●相 談
秘密は厳守します。ご本人が道を見出せるようお手伝いをします。選ぶのはご本人。 選択肢の1つとして活用してください。

●講師派遣
視覚障害者に関心があり、学びたいという団体へ視覚障害者や点訳者・ガイドボランティアなどを派遣します。詳しくは事務所へ。