■会長の想い 岡村 淳子
台風22号のさなか第6回福祉大会も終了し、参加者の皆さまからの貴重なご意見をいただくことができたことに深謝です。
次年度の活動に反映させるべく理事一同努力をしていきたいと思います。
さて、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋。イベント満載の秋ですが、皆さまはどのようにお過ごしですか?
私は先日秋晴れの日、GSB(盲人野球)埼玉県チームと栃木県チームの試合を観戦してきました。
秋空のもと真新しいボールを打ち打点につなげ、またボールを追い失点にしたりと、チーム一丸となって試合に挑んでいる選手たちの姿をみせていただき感激しました。
学生の頃からの選手。中途失明の選手。一つのボールに集中して試合に望む。何かに打ち込めることができる姿は素晴らしいなど感じました。これからも頑張ってほしいなと思いました。
刺激を受けた私自身も何かに挑戦していかなくてはいけない。そんな気持ちにさせてくれた秋晴れの一日でした。
■第52回 日本盲人会連合関東ブロック協議会 参加のお願い
☆埼視協会員の参加者には日帰り研修会として参加いただきますので、参加費千円と交通費として千円負担させていただきますので是非、多くの方の参加をお願い申し上げます。
会期
平成30年2月25日(日)~26日(月)
会場
ホテル グランドヒル市ヶ谷
〒162-0845 東京都新宿区市谷本村町4-1
電話 03-3268-0111(代)
JR、東京メトロ(有楽町線、南北線)、都営新宿線いずれも市ヶ谷駅下車 徒歩5分
日程
第1日目 : 2月25日(日)
受付(11:30~)
昼食(12:00~12:50)
第1部 開会式(13:00~13:40)
第2部 記念講演(13:45~14:45)
第3部 分科会(15:00~17:00)
第1分科会 生活
第2分科会 バリアフリー
第3分科会 職業
第4分科会 青年
第5分科会 女性
懇親会(18:30~20:30)
第2日目 : 2月26日(月)
朝食(7:30~8:30)
全体会議(9:00~11:30)
(1)分科会報告
(2)関東ブロック協議会報告
(3)日盲連情勢報告
(4)宣言(案)
(5)決議(案)
(6)次期開催団体代表挨拶
(7)閉会のことば
費用
参加費 1,000円(会員のみ)
昼食費 1,300円(サンドウィッチ、25日希望者のみ)
※市ヶ谷駅周辺には安価な食事処がありますので、そちらをご利用下さい。
宿泊費 15,000円(懇親会、朝食込)
懇親会費 8,000円
■第6回 福祉大会報告 田口 茂
10月29日(日)、埼玉県障害者交流センターにおいて第6回埼玉県視覚障害者福祉大会を開催しました。
前日から降り続く雨にもかかわらず多くの方にご参加いただきました。
多くのご来賓ご臨席のもと10時より小林職員の司会で式典が行われ祝辞、祝電を頂戴しました。
式典の後は、分科会、講演会、全体会と進行し、予定通り午後3時30分、盛会のうちに閉会となりました。
今回は、参加された皆さんに声をあげてもらい今後の活動方針につなげていくことを主眼とした大会です。
あいさつで自分で気に入っている みなの声 集めて育つ 福祉の木 という戯れ句を披露してみましたがイマイチの反応だったのが少し残念です。
各分科会ではテーマに沿って様々な意見が出されました。
第1分科会では同行援護、家事援助、公共サービスについて話し合われ、利用時間の制限やガイドヘルパーの不足、代筆、代読について要望や質問が出されました。
第2分科会は、移動時のバリアについて話し合われました。
ホームドアがあることで安心してホームを歩くことができる。一日も早く各駅にホームドアを設置してもらいたい。
蕨駅での事故が起きてから声をかけてもらうことが増えてきている。ホームと列車の隙間に危険を感じる。など駅やバスを利用しての感想や要望が出されました。
また、雨の日の誘導ブロックは滑りやすく危ないといった雨の日だからこそ気づいた意見もありました。
この分科会では助言者に車椅子利用者の田中一氏(埼玉県障害者協議会長)を迎え視覚障害者と車椅子利用者とのバリアの違いを認識しました。
第3分科会は、塙保己一学園の本田先生に、あん摩師等法19条を堅持する立場から訴訟の経緯や背景について話していただきました。
午後の講演会では、いわゆる65歳問題をテーマに介護保険に移行してからの障害者福祉サービスとの関連について関東ブロック協議会の鈴木孝幸会長に熱く講演していただきました。
最後の全体会では分科会報告、大会宣言の採択、岡村会長の決意表明がなされ大きな拍手で賛同していただきました。
爽やかな秋空を思い描いていましたが一日中、雨に降り込められた大会となりました。そんな天気のなか参加いただいた皆さまに改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
■関東ブロック協議会 視覚障害者STT相模原市大会 優勝報告 大井田 弘子
やったぜ! チーム埼玉県 団体戦二連覇!
11月11日(土)~12日(日)に相模原市立けやき体育館を会場に開催されました、第31回日盲連関東ブロック協議会視覚障害者サウンドテーブルテニス相模原市大会におきまして、我が埼視協チームが、団体戦で見事二連覇を果たしました。
個人戦女子の部では、川越支部の渡部晃子さんが第3位に入りました。皆さま、ご声援ありがとうございました。
成績は下記の通りです。
個人戦
男子の部
第1位、小川 誠 (おがわ まこと)群馬県
第2位、田中 献造 (たなか けんぞう)横浜市
第3位、礒田 俊一郎 (いそだ しゅんいちろう)東京都
第3位、森住 純一 (もりずみ じゅんいち)茨城県
女子の部
第1位、山崎 智恵子 (やまざき ちえこ)川崎市
第2位、笠羽 明美 (かさば あけみ)横浜市
第3位、穴原 正子 (あなはら まさこ)東京都
第3位、渡部 晃子 (わたなべ あきこ)埼玉県
団体戦
優勝、埼玉県
準優勝、神奈川県
第3位、さいたま市
第3位、千葉市
以下に、選手の喜びの声をまとめました。
丸山恵美子(戸田支部)
昨年に引き続き関東ブロック大会に参加し、全員でうれしい結果が残せました。これも
4ヶ月かけて 皆で練習を重ね チーム埼玉県として一つにまとまった結果だと思います。あの感動の瞬間 忘れられません。選手の皆さん ありがとうございました。
監督の五十嵐さん、 選手の力を引き出していただき ありがとうございました。
そして 練習にお付き合いいただいた本間さん、二日間お世話いただいた方々、その他応援してくださった方々に感謝いたします。
ありがとうございました。
渡部 晃子(川越支部)
2年続けて団体戦優勝できて私は団体戦には参加出来なかったけど皆さんと同じ気持ちで一緒に戦っていました。
でもそれぞれの試合でとても誰もが落ち着いていてかっこよかったです。本当によかったと思います。
このような結果を出せたのも、皆さんが持っている実力を発揮できたのと五十嵐さんを始め応援してくれている千葉さん公子さん今川さんのおかげだと心から感謝しています。
ありがとうございました。また、これからも宜しくお願いします。
小川和幸(桶川支部)
今年の関東ブロック大会では最後の練習会に、わざわざいらして下さった会長の岡村さんから激励の言葉をいただき、励みになりました。
ありがとうございました。
私は個人戦では不甲斐なく2回戦で敗退して悔しい思いをしました。
団体戦に気持ちを切り替え、皆の力を合わせて勝ち進んだ決勝の相手は神奈川県でした。
ゲームカウント1対1になったことで、命運を分ける最後の戦い、私は、皆の思いを胸に、負けるわけにはいかないとプレッシャーもありましたが強気で試合に臨みました。
その結果冷静に試合を行い勝つことが出来ました。
勝ったときの感動は最高でした。
この感動を味わえたのは、監督の五十嵐さんをはじめチーム埼玉県の戦手そして千葉さん今川さん公子さん、応援して下さった埼玉視協の皆さんのおかげです。
ありがとうございました。
来年もこの感動を味わう為に頑張ります。
阿波連直(志木支部)
二日間お疲れさまでした
今回私は、初めて関東大会に参加させてもらってよかったと思っております。
STTの奥深さ、面白さ、そして何よりも団体戦のお互いに励ましながら戦う楽しさを改めて感じることができました。
ぜひまた、機会があれば、参加させていただきたいと思っております。皆さんと一緒に参加できて幸せです。
ありがとうございました。
大井田弘子(川口支部)
団体戦の優勝が決まった瞬間、ワーっという歓声の中、誰からともなく、みんなが駆け寄り、抱き合い優勝を喜びあいました。
そして、大きな声で万歳三唱!もちろん、みんなの目には涙、涙、中には思わず号泣する人も‥それくらいうれしい大会二連覇でした。
県大会以降、代表選手が五十嵐監督のご指導のもと、チーム埼玉県として一丸となって、練習に励んできました。
練習最終日には、お忙しい中、岡村会長が差し入れを持って、陣中見舞いに来てくれました。
このような結果を残すことができたのも、選手の頑張りと、それを支えてくださった多くのみなさまのご協力のおかげだと心より感謝申し上げます。
これからも一層、精進してまいりたいと思います。
■川口料理教室報告 藤原 久子
去る9月14日(木)川口市中央ふれあい館にて、料理講習会を行いました。
講師は、7月まで料理を指導してくださっていた管理栄養士の田口道子先生です。
参加者は、川口支部の会員9名と今まで料理のサポートをしてくださっていたサポート会員と先生の助手の方、総勢16名で行いました。
料理のテーマ「基本料理の和食の味を知る」レシピは、秋の吹き寄せご飯。さつま汁。白和え。果物です。
吹き寄せご飯は、2種類作りました。レシピには、「マツタケ」と書いてありましたが…予算の都合もあり、食感が似ているエリンギご飯。
もう1品は、栗ご飯を作りました。栗を焼いて、皮をむくのが、熱くて大変でしたが、2種類のご飯を味わえました。
さつま汁は、里芋と鶏肉を使ったので、さっぱりとした味に仕上がりました。
白和えは、いりごまを、すって和えたので、風味がよく、ニンジン、こんにゃく、絹ごし豆腐と合わさって美味しい和え物でした。
会員もサポート会員も、お互いに声を掛け合いながら、調理の分担をして、楽しく作ることが出来ました。
外はまだ暑かったのですが、和やかな雰囲気で、皆さんと、秋を感じ、味わいながら料理をいただきました。
また機会がありましたら、皆さんと楽しく調理して美味しくいただきたいです。
■短歌(晩秋) 熊谷昭夫
・晩秋の故郷の山あけびがり 戯れ遊ぶあの頃偲ぶ
・古希過ぎて那須路ドライブ紅葉狩り名も次々と沸いてはでたり
・幾百の行列見たか大杉も倒れて今は日光路かや
・暮れなずむギョウザの街に灯がともり皿それぞれに味の彩り
・老いらくの遊びし夢や一線を越えるところで慌てて目覚め
■ブレイルメモ点字講習・視覚障害者スキルアップ学習会 石川 晶夫
毎月第3火曜日の10時~15時まで会員様と県内在住の視覚障碍者の皆様と交流が持てる場として開催している事業であります。
12月の講習日変更のお知らせをさせていただきます。
12月の教室は都合により一週間早い12月12日(火曜日)に変更させて頂きます。
お間違えないようお願いいたします。
10月18日の講習会は多くの皆様に参加いただきありがとうございました。
1月もしくは2月の講習会に再度、ラビット荒川社長にPTR3についての説明会を予定しております、大勢のご参加お待ちしております。
埼視協通信の1月号に日程の掲載ができませんのでMLで連絡させていただきますが、ML会員以外の方へのお声がけもお願いいたします。
連絡先:090-3090-5181「担当 石川」
■メーリングリストをご活用ください 石川 晶夫
ML・埼視協通信は会員様だけの情報手段です。
MLを利用していただき、有意義な情報を投稿して頂ければと考えております。
積極的に投稿をお願いいたします。
メーリングリスト参加希望の方は、akio-c@agate.plala.or.jpまでアドレスをお知らせ下さい。
■お願い
1.埼視協通信を墨字・メール・デイジー等に変更される方は、埼視協事務所までご連絡ください。
またメールをご希望の方は、メールアドレスをご連絡ください。
お名前やご住所などに変更がありましたら、埼視協事務所までご連絡ください。
2.埼視協通信の原稿募集をしております
埼視協通信に記事掲載の要望等がございましたら、偶数月の末日までに記事を埼視協通信担当・石川まで、メールまたは電話でご連絡いただけますようお願い申し上げます。
3.表彰について
今年度も引き続き、会員の中に75歳以上で在籍年数が20年以上になられる方、若しくは、福祉活動等で本会以外で表彰を受けている方がいらっしゃいましたら、埼視協事務所までご連絡ください。
☆随時受付けをしています・・・☆
●歩行訓練
訓練士が希望者の訓練したい場所へ出向いて歩行指導をします。
会員・非会員問わず県内在住の視覚障害者の方が対象となります。お問い合わせください。
以上